なぞのな

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謎解き・脱出ゲーム初心者〜中級者のための感想ブログ

持ち帰り謎「解答Aの脱出」はシンプルさにワクワクが詰まった良作【感想】

こんにちは、どりどんです。

 

今回は、1㎡社制作の持ち帰り謎「NAZOLET 解答Aからの脱出」の感想レポートです!

 

先にひとことで言ってしまうと、サクッとできてとても楽しい良作ですよ!

 

商品情報

 

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●商品名

NAZOLET(ナゾレット)

解答Aの脱出~100㎠からの脱出~

 

●購入可能場所

全国のなぞともCafe 各店

 

●難易度

★★★★☆

 

●プレイ人数

1人~

 

●制限時間

チャレンジタイム 30分

(この時間内に解いてみましょうという制作側が提示したタイムリミットです。持ち帰り謎ですので、制限時間なしでももちろん遊べます)

 

●所要時間目安

30分

 

●価格

1080円(税込)

 

●内容物

ケース 1個

冊子 1冊

 

●プレイに必要な道具・環境

消えるペン(えんぴつ)

ネット接続可能なスマートフォンまたはPC

誰でも持っている「ある物」

 

ナゾレットとは?

 

ナゾレットとは、ブックレット(冊子)やWEBサイトを活用して謎を解き、ミッションクリアを目指すという、新たなゲームブックスタイルの持ち帰り謎です。

 

特徴としては、

 

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こんなCDケースに入って売られていることですね。

これ、CDが付いているのかと思いきや、

 

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中身は冊子や謎解きに使うシートのみで、CDを入れる部分はカラです。

 

思いっきり注意書きされています。CDまったく関係ないです。

 

そのため遊ぶ場所を選ばず、書くものとスマートフォンさえあればどこでもできるという気軽さも売りです。

 

システムとか遊び方

 

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このゲームでは、プレイに「ある物」を使います。

 

それが何かはネタバレになってしまうので書けません。遊んでみて確認してください。

 

わたしなんかはまさに、なぞともカフェで今作を購入する際、

 

この謎を遊ぶためにはある物が必要です。

そちらをご用意の上、お楽しみください。

特別なものではございません。

みなさん、きっとお持ちの「アレ」です。

引用元:なぞともカフェ

 

というポップに魅かれて、おもわず買ってしまったという感じになります。笑

 

「ある物」なんていう秘密めいた書き方されると、気になっちゃいますよね。

 

ゲームはこの「ある物」を使い、冊子の中の問題を解いていくという内容。

 

最終的に、答えとなる最後の言葉が現れるので、それをWEBサイトの解答ボックスに入力できればクリアになります。

 

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どりどんの正直過ぎる感想

 

※ネタバレには重々配慮しておりますが、多少内容に触れる部分もありますので、事前情報ゼロでプレイされたい方はご注意ください。

※どりどんの謎解きレベルは中級程度です。月に2〜3作品は脱出ゲームに参加していますが、毎月数十作品をこなす猛者のことはちょっと怖いと思ってるくらいです。

 

開けて5秒で「これどうするん???」ってなった

 

ぱっと冊子を開いて、5秒後にはもう「…え、これどっから解くん?」となりました。笑

 

なんか、想像以上にあんまりにもシンプルで、最初何をどうしたらいいのか一瞬本当にわからなかったです。

 

ちょっと考えたらすぐにわかりましたけどね。

 

謎解き慣れをしていない方だと、解き方を理解するまでにやはり「ん?」とつっかかってしまうかもしれないですね。

 

ただ、最初の解き方さえわかってしまえば、あとはけっこうサクサク解いていけると思います。

 

シンプルイズベストの暗号解読謎

 

全体的に、問題がシンプルに構成されているのですが、このシンプルさが逆になかなかないかもな~と思いました。

 

謎解きというよりか、個人的には暗号を解いているような気分になりましたね。

 

難易度は星5つのうちの4になっていましたが、納得。

 

問題を読んでいても、シンプル過ぎて絶対的に情報量が少ないので、サクサク解けるとはいってもある程度ちゃんと頭をひねらないと解けないです。

 

最後にはちゃんと大謎が仕掛けられており、これだけさっぱりした作りにしてあるのに、なかなかしっかりしたギミックで最後まで楽しませてくれたので素直に感動しました。

 

ストーリー性はない…と思いきや!?

 

わたしが今作で驚かされたのは、ほぼ文字と図だけで構成されたモノクロのどシンプルな作品なのに、実はちゃんとストーリー性があったんだというのが、最後にわかるところ。

 

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、タイトルの意味がちゃんとわかるようになるという感じですかね。

 

まあ、もちろんそこまで大層なストーリーってわけではなくて、このゲームのコンセプトが実はこうだったんだよ!というのが最後の最後で明かされるだけなのですが、

 

そういうストーリーみたいなものなんて皆無の暗号ゲーだろうなぁと思ってやっていたので、ラストでびっくりした、みたいな。

 

とりあえずやってみてください。笑

 

この謎の総合評価

 

100点満点中 80点

 

ポイントまとめ

     
  • 最初、解き方を理解するまでに悩むかも?
  • どシンプルな問題だけど、しっかり考えさせられる
  • 意外にストーリーみたいなものがあった

 

プレイ時間は25分ほどでした。

 

個人的には少しボリュームが足りないかなぁと感じましたが、おおむね満足な作品でした!

 

最後の最後までワクワクさせてくれるところが、良作といって申し分ないゲームだと思います。