「モナリザは2度微笑む」感想 ダーク&アートな謎解き体験♪
こんにちは、どりどんです。
横浜・中華街の横浜大世界で開催中のリアル謎解きゲーム、「モナリザは2度微笑む」をプレイしてきました!
SNSで評判が良いので気になっていました!
わくわく、わくわく♪
脱出ゲームイベント情報
開催場所
企画・制作
タカラッシュ ブラックレーベル
チーム人数
1人~
制限時間
なし
ゲーム形態
周遊型(フィールド上を探索して謎を解く)
料金
謎解きキット 1500円(入館料別)
【横浜大世界 入館料】
・おとな 1300円
・中高生 1000円
・こども 600円(3歳以下無料)
ストーリー
できる事は全てやった。それでもまだ足りない。
もっと綺麗になりたい。あの子より、もっと。誰よりも美しく・・・!
どれだけ努力しても、いつも自分より容姿が優れた女性に負けるのだ。
この間まで付き合っていた彼もそう。絶対に許さない。誰よりも美しくなって見返してやる。
女は、日々自分の美貌を磨くことに執念を燃やしていた。流行りのメイク、 月一のエステにネイルサロン、入念なスキンケア。それでもまだ焦燥感にさいなまれていた。そんな時、女は同僚からこんな噂を聞いた。
『ねぇ、知ってる?横浜中華街にある奇妙なミュージアムを訪れた人は、どんな願いも叶うらしいよ』わらにもすがる思いで、女はそのミュージアムを探し出した。
恐る恐るミュージアムの中へと足を踏み入れると、通路の奥から話し声が聞こえた。「はぁ・・・退屈だわ」
「やぁ、今日も憂鬱そうですね、婦人」
「だってねぇ・・・いつも通りの見慣れた景色、変わり映えのない会話。刺激が足りないわ」
「では婦人、私とゲームをしませんか?」
「あら?一体どんなゲームかしら?」
「次に入ってくる絵が、男か女かを当てるゲームですよ」女は通路の奥に人がいるのだと思い、声をかけた。
「あの・・・すいません。このミュージアムを訪れた人は、どんな願いも叶うという噂は本当ですか?」
そこに居たのは、スーツを着た長身の男性一人だけだった。
そして男性の目の前には有名な女性の絵が飾られていた。
しばらくの沈黙の後、
絵画の中の婦人の口元がゆっくり動き、にっこりと微笑んだ。「アートリックミュージアムへようこそ。貴方が望むものはきっとここにあるわ」
その微笑みはとても美しく、少しぞっとするような狂気をはらんでいた。
引用元:
https://blacklabel.takarush.jp/event/daska2/
途中からは、現地を離れても遊べる!
この作品は5章構成になっていますが、横浜大世界のミュージアム内で解く必要があるのは3章まで。
4章と最終章は、現地を離れてどこでも好きな場所で解くことができます。
ミュージアムを歩き回って少し疲れるので、座ってのんびり解ける場所に移動して続きが遊べるのは嬉しいですね!
私も、4章からは椅子に座って解ける場所まで移動して解いたよ。
近くにカフェなんかもあったから、お茶しながらゆっくり考えるのがおすすめだよ。
特に最終章は、これでもか!というくらいに謎がどんどん現れて、工程も多いため、座って解いた方が集中できます。
ミュージアム内はベンチなどの座れる場所が少なめなので、最後はぜひともお店などに移動してじっくり解きたいところ。
なお、ラストの謎はちゃんと考えないとたどり着けない難問になってます…!
どりどんの正直すぎる感想
※ネタバレには重々配慮しておりますが、多少内容に触れる部分もありますので、事前情報ゼロで参加されたい方はご注意ください。
※どりどんの謎解きレベルは中級程度です。月に2〜3作品は脱出ゲームに参加していますが、毎月数十作品をこなす猛者のことはちょっと怖いと思ってるくらいです。
満足度
難易度
モナリザは2度微笑む改めてクリアー!
— どりどん (@nazodridon) 2020年2月9日
クリアカードは是非遊んで確かめてください💕 pic.twitter.com/Fc37IiwQ9b
難易度は普通レベル、と思いきや・・・?
ふう、最終章にたどり着いたよ!
ここからが本番って感じだねぇ。頑張れ~。
よし、これがこう…で、これはこう…
んん?これ案外スムーズに解けてない?なんか超らくしょ…
あれ、どうしたの?
・・・クリアできない。
なんだってぇ!?
という感じで、いっちばんラストでまんまとタカラッシュの策略にハマりました。
きちんと伏線を張られていたのにも関わらず、全く気付かず突っ走った結果、なかなかクリアできないという事態になりました…。
そして気付いた瞬間、
え、まさかこういう…え、これすご……
となり、鳥肌が立ちました。
タカラッシュの謎解きをいろいろやってきましたが、その中でも過去一で驚いた謎でした。
ブラックユーモアの効いた、ちょっとゾッとする物語
あんまり書くとネタバレになるので詳しくは書けませんが、周遊型の謎解きにはなかなかないブラックな雰囲気のストーリーなのも、この作品の大きな魅力だと思います。
周遊謎、明るくハッピーなストーリーなことが多いからねぇ。
「ブラックレーベル」というだけあって、なかなかにブラックユーモアの効いた展開。
ラストもニヒルな感じで、きっと思わずゾッとします。
まあ、私は4章くらいから、結末が何となく読めちゃってたんだけどね…笑
読まないでよう。純粋に楽しもうよう。
トリックアートもぜひ楽しんで!
横浜大世界のアートリックミュージアムはトリックアートの美術館なので、謎解きだけでなく、展示作品で遊ぶのも楽しかったです!
絵をビリビリしてみたり…
体をちょん切ってみたり…
もちろん、モナリザもいましたよ!
別売り「エクストラコース」も解きごたえ抜群!
横浜大世界を離れる前に、受付にもう一度寄って、別売りのエクストラコースももちろん購入しました♪
価格は500円とお安めなので、ちょっと解き足りない!という方にも最適。
こちらも本編の4章以降と同様に、カフェやお家など、どこでも好きな場所で遊ぶことができます。
エクストラコースは、本編のその後を描くアフターストーリーだよ!
結論から言うと、こちらのエクストラコースもけっこう満足の内容でした!
そもそもわたしはブラックよりハッピーな方が好きなので、アフターストーリーを読むことができて本当に良かった。笑
プレイ時間は50分ほどでしたが、最後までああでもないこうでもないと試行錯誤しっぱなし。
おまけとはいえ、買って損とは思わせないくらいには、しっかりとした謎で楽しかったです!
プレイデータまとめ
プレイ時間:約2時間(+エクストラ50分)
プレイ人数:2人
ざっくり感想
数あるタカラッシュのリアル謎解きゲームの中でも、かなり出来の良い作品なのでは?と感じました。
特にストーリーには、新しい風を感じます。
また、全編室内で遊べるので、雨の日でも安心でした♪
まだ未プレイの方、ぜひオススメしたい作品です…!