なぞのな

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謎解き・脱出ゲーム初心者〜中級者のための感想ブログ

究極のクロスワード本(SCRAP)レビュー これは、かなりやばい【感想】

こんにちは、どりどんです。

 

今回は、リアル脱出ゲームでお馴染みのSCRAP社監修のクロスワードパズル本「究極のクロスワード」の感想レポートです!

 

先に一言で感想を言ってしまいますが、これはガチでやばい。

なにがどうヤバかったのか…?

 

 

商品情報

 

 

基本情報

 

 商品名

 リアル脱出ゲームpresents 究極のクロスワード

 

 購入可能場所

SCRAP GOODS SHOP(通販サイト)

全国の対象書店

 

 プレイ人数

1人~

 

 制限時間

なし

 

 価格

1728円(税込)

 

 内容物

冊子1冊

 

 プレイに必要な道具・環境

消えるペン(えんぴつ)

 

 

システムとか遊び方

 

究極のクロスワード本

 

基本的には、通常のクロスワード本と同じように全20問のクロスワードを解いていくだけ。

 

ただし、そのクロスワードの問題がかなり変わっていて、それぞれが非常に遊び心のある出題方法になっているんです。

 

↓たとえば、1問目はカギが文章ではなく全部イラスト

 

究極のクロスワード本

 

↓5問目は、盤面に黒いマスがありません。入る言葉が何文字になるかを予想しながら解く問題。

 

究極のクロスワード本

 

↓11問目は盤面そのものが立方体の展開図になっている、図形が苦手な人泣かせの問題。

 

究極のクロスワード本

 

このような超変わり種の、何癖もあるクロスワードが20種類入っています。

 

そして、20問すべての問題を解いた人は、本のどこかに隠されている「本当に究極のクロスワード問題」にチャレンジすることができるのです。

 

どりどんの正直過ぎる感想

 

究極のクロスワード本

 

※ネタバレには重々配慮しておりますが、多少内容に触れる部分もありますので、事前情報ゼロでプレイされたい方はご注意ください。

※どりどんの謎解きレベルは中級程度です。月に2〜3作品は脱出ゲームに参加していますが、毎月数十作品をこなす猛者のことはちょっと怖いと思ってるくらいです。

 

まるまる一冊クロスワードパズル!な大作

 

究極のクロスワード本

 

とにかく最初から最後まで、クロスワードクロスワード!!な一冊。

 

20問あり、一口にクロスワードパズルといっても、ひとつひとつが全くタイプの違う問題(しかもすべて難問)になっています。

 

解きごたえはもちろん抜群!ノックのようにクロスワード問題が出題され、クロスワード慣れしている人であっても、ただでは終わりません。

 

まあ、いろんなタイプの問題があるので、正直「これ超楽しい!」っていう問題と「これ好きじゃない…」っていう問題があります。

 

ですが、好きじゃない問題にあたっても、最後の「本当に究極のクロスワード問題」に挑戦するために、意地でも全部の問題解かなければ…!という気にさせられて解いちゃうんですけどね(笑)

 

そして、その「本当に究極のクロスワード問題」というやつが…!

 

これは、本当にガチでヤバい。

 

ネタバレになってしまうので詳しいことは述べられませんが、「究極のクロスワード本」の名に恥じない、壮大・前代未聞の最終問題です。

 

そこまでの20問もクオリティの高い「究極の」問題揃いなのに、それらすべては最終問題への長い長い布石だったわけね…!?と。

 

ちなみに、わたしはこの本を、入院中にベッドの中で解いていたのですが、最終問題があまりに壮大過ぎて、入院中に解くのは断念しましたもん…。(退院後、自宅で無事解き終わりました)

 

もしこの「究極のクロスワード本」を入院中のベッドの中で暇つぶしにやろうかな…と考えている方がいらっしゃいましたら、

 

悪いことは言わないので、退院してからにしてください。(そんな奴おらんやろ)

 

少なくとも、最終問題の「本当に究極のクロスワード問題」にだけは、病室で手を付けてはいけませんよ…!

 

 

 時間があるときに、無理なくゆっくり解いて楽しんでほしい一冊だよ!

どりどんみたいに、入院中に全部解いてやろう!みたいなストイックな遊び方はやめようねぇ…

 

調べることが前提になってるような問題も多い

 

クロスワードの設問自体が、普通に難しいんだよぅ

 

難易度の低い設問は自力で解けますが、うしろの方になってくるともう絶対自力では解けないです。無理。

 

「茶碗蒸しやプリンに入っちゃう穴」とか

液体窒素の沸点」とか。

 

知るか!!ググるか!!!!

 

みたいな問題もかなりあって、終盤はGoogle先生に頼りっぱなしでした。汗

 

 

わたしは百科事典じゃないんだから…と思っていたら、なんと16問目はその名も「百科事典クロス」で、ほぼすべての問題がググらないと解けない問題でした…。

 

究極のクロスワード本

 

↑こんな「知るか!聞いたこともないわ!」というワードばかりが並ぶ脅威のクロスワード…。

 

パズルの能力だけじゃなく、検索能力も上がったような気がする(笑)

 

お気に入りの問題大紹介!!

 

ここからは、わたしが個人的に解いていて超楽しかった問題をいくつかご紹介したいと思います!

 

 ●Q7 謎解きクロス

 

究極のクロスワード本

 

一見普通のクロスワード問題ですが、最後のキーワードを作ってもまだ答えが出ない問題です。

 

そこからさらに謎解きをして答えを導き出す必要があるんです。

 

20問の問題の中で、唯一謎解き要素のあった問題です。

 

わたしはやっぱり謎解きが好きなんだなぁw

 

●Q12 ジャンピングクロス

 

究極のクロスワード本

 

同じ行/列のうちどこに文字が入るかわかりません。

 

入らないマスは空白のまま最後まで解きます。

 

単語を飛び飛びでマスに入れるので、ジャンピングクロスです。

 

●Q18 8ジャンルクロス

 

 この問題は本当に楽しかったです…!

 

難易度は★5でめっちゃムズイ!でもだからこそ、上手く言葉が当てはまるとめっちゃ気持ちいいです!

 

何が難しいって、カギが超ざっくり。

 

究極のクロスワード本

 

都道府県 けっこう南」ってひどくない?

 

けっこう南で何県か特定しなきゃいけないからつらい。笑

 

全部のカギがこんな雑~な感じの、ざっくりヒントクロスです。

 

 

この本の総合評価

 

ポイントまとめ

 

  • ひとつひとつ高クオリティなのに、最終問題が超ヤバい!
  • ネットで検索ができる状態にないと解けないような難問も。
  • お気に入りの問題を探すのが楽しいよ!

 

SCRAPさんの本気を見た…というような一冊でしたね。

 

何がすごいって、風変わりなクロスワードパズルがこれでもか!と20問も入っているのに、最後にそれらをすべて上回る「本当に究極の」問題をドーンともってきちゃうところ…

 

ぜひ遊んで、度肝抜かれてください…!!!